PMIという言葉をご存じですか?
会社は「人」が全て
個人M&Aで大事なのは、譲渡金額でもモノでもありません。
極論を言えば「買収後にどれだけ儲けれるか」であり、それを左右するのが、人材です。
M&A取引そのものは売買両社のトップや幹部の方が行います。
しかし、実際の日常業務を行うのは一般社員の皆さんです。
旧経営体制(売主)の企業風土・環境で過ごしてきた社員が、新体制(買主)の下で力を発揮できる環境を整えていくことが買主の使命です。
M&A終了後が本番
PMIとは
PMI=Post Merger Integration といって、経営統合のプロセス管理のことを指します。
(PMIとは:野村総研)
企業風土は、10社あれば10通りの風土があります。
「弊社(A)は今後B社に買収されることになりました。ついては、B社のやり方に従って貰います。嫌なら辞めてください。」
信じられないかもしれませんが、実際にあった話です(しかも上場企業)。
被買収会社の社員の士気を落とさず、如何に最大のパフォーマンスを出して頂くか。
(時には、リストラも必要です。後々響いてきます。)
権限,職務分掌,ルール,PDCA,組織再編,スケジューリング,品質維持,コミュニケーション,etc.
やることは多数で、緩衝材となる外部専門家も活用しながら半年~数年スパンで取り組んでいく仕事です。
小規模会社ならでは
個人M&A特有のリスク
小規模M&Aでは、年商5,000万円未満であることがザラにあります。
(時には、1千万円以下も!)
その場合、以下のような人材が辞めると大打撃(売上50%以上の減少も)を受けます。
- ●飲食店:メインの料理人
- ●ストックビジネス:エース級の営業マン
- ●許可が必要なビジネス:資格を持つ社員
「この人が居ないと商売が成り立たない」という人材には、早めに見立てを行い買収後も残ってくれるかを念入りに確認し対策を行います。
PMI支援
弊社サービス
弊社ではPMI代行サービスを行っております。
- ●事業統合計画のスケジューリング
- ●買収企業の企業理念,経営方針の文書化
- ●被買収企業社員へのヒアリング,折衝
- ●理念の浸透度合や社員の不満,士気の低下等のモニタリング調査
買主の右腕として、被買収企業の社員様との間に立って事業統合の円滑化を図ります。
(料金はコチラ)